仕事が終わったのは
残業後の19時
結局今日も残業で
げんなり
疲れてた
仕事的には全然楽
これもあと22回で終わり
帰り道は
白い月あかりの下
住宅街の狭い路地をみつけて
小虫のように
隙間をはいずり回って
明るい商店街に向かって
小道を抜けていく
上を見上げると
月が闇空を照らしてて
なんとも
言えないこの素敵な場所が
こんなところにもあったのかと
2年以上もいたのに
全然気づかなかった
あんまりこういう
路地を歩いて帰らなかったので
新しい発見があって
とても良かった
あああああなんだか
こういう帰り道の夜の暗い
真っ暗の住宅の路地
そして
冬の寒さと
闇に浮かぶ白い月
もうこれだけ
これだけでいいやって気がした
甘いコーヒーとアンパンを買って
食べながら
帰った
味噌ラーメンを作って食べる予定だったけど
夕飯でお腹いっぱい
もやしは2日前に買ったけど
大丈夫だろうか
白髪が増えた気がする
そのまま真っ白に燃え尽きて灰になってしまいたい
昔高島平の実家で
中学生の頃にお世話になった
布団屋さんは元気だろうか
あの頃はとても良かった
良いこともあったけど
あの頃に戻れるなら戻りたい
母も荒れてたし
色々あったけど
ああなつかしい
ペットの犬の
ペースケも生きてたし
今となってはとても
味わい深い時期だったように思う
そういう過去の
思い出をたまに思い出して
現実逃避するのも
また楽しい
26年後にこうなるなんて
思っても見なかった
当時も本当に苦しい時期が
一杯あって
本当にきつくて
大変だった