いろいろあるけどいろいろあるよね


 先週、東京タワーが良い感じの近くで働いていたけど、やっぱ良い、赤いグラデーションとむき出しの鉄骨が神がかっててカッコいい
 ああいう武骨で無言な存在感に味があって良かった、見習いたいかも
 日差しも結構コントラストが強くてキラキラと光っている日が続いて夜はしんみりと暗闇のカーテンが街に優しく寄り添っているような、もうこれだけで10月ありがとうな陽気でした

 本はなんか色々と読んだ、徒然草、みずうみ、昨日読了したのはおみくじ戦艦、どれも読んでて楽しかったし読みごたえがありました
 何か困ったり悩んだりしたときの人生の友達みたいなのになってくれましたよー
 700年位前に書かれたエッセーみたいな話が現在にも通じて、あーわかるわかるぅと唸ったし、若い頃、好きだった人のことを思い出して足をじたばたさせて、あー付き合っておけばよかったって悶絶しちゃうのもあぁーあるなーと共感、人生は色々なことがあって貧乏で極貧なのもセットでその人を作り上げている一部なんだなーって思った

 まぁ仕事の方は、相変わらず右から左に事務的にこなしていく流れ作業なので達成感がない、何か面白みを見つけてやっていれば少しは違うんだろうなー
無気力な気持ちをどうにかテンションを上げていけばいいんだけれどなかなか難しい
 うーんなんというかマネキンのような顔をした白い目の人たちが働いている白黒カラーな環境の中で、ひたすら孤独ってました
 やっぱり社会的にはそういうポジションなんだよなー、疎外感ってやつはこれかなと手探りで思ったりしながら働いている人たちってやっぱすごいなーと感心しつつ仕事をしていましたよ
 そんなこともあって相変わらず仕事でポカをやってしまったのです

 あーもう消えていなくなりたい気分マックス、夜の帳って針っぽい響きなんだけど
それでグッサりやってくれませんかと思うような失敗をしてしまい、仕事を依頼してくれた人に本当に申し訳ない気持ち1000パーセントであーあーあーあーってな具合です

今年はあと仕事が11日分くらいあるんだけど、それぜんぶ白紙にしてもらっても文句言えませんってなほど本当にすいませんすいませんで一杯になりましたよ
 指示されていることをやってたつもりだったのに、指示されていないことを勝手にやっていて、しかもそれをやってよかったのかどうかを確認しようと思っていたのに、その確認をすることを忘れて帰ってしまった

 忘れてたーって思い出して、あれはあれでよかったのかな、いやー違うよなー違うかもだけど、あっている気もしなくもないけど一応あとで確認しようと思って別箱に入れていたのにーー
 そのまま封を閉じてしまって出してしまったんだが、やばい、もし違っていたら絶対にやばいと思って慌てて会社に電話したけど時間帯的に受け付けてませんってな無機質なアナウンスで電話が切れてしまい明日受付時間帯に電話して確認すればまだ間に合うかなと思って夜もおちおちして眠れなかったんだけど夜の暗闇にすぅーっと溶け込んでいく感覚に身を任せていたら、大丈夫なんじゃないか、確認してないと思ったけど、ちょっと確認っぽいことを社員さんに聞いていて大丈夫ですって言われていたようなことを少し思い出して、あー直接じゃないけど間接的20パーセントくらいで確認していたから大丈夫かな、最悪大丈夫じゃなかったら後で確認の電話が来るか、もしくはもう金輪際仕事の依頼が来ないかの2択だなと考えていたら結局電話しないまま1日が過ぎて
電話も特に来なくて別件の仕事の依頼が来ただけでした、今回の失敗以外にもちょくちょくこれってどうだったんだろう的なことが今週も先週もあったりして身がプスプス穴だらけ

 まぁでも相手の立場になって考えてみればさー仕事を任せているのにちょいちょい失敗する、しかもあとで取り返しのつかないようなポカをするバイトの人って最悪でしょ
本当にそうだと思う、猛省、猛省だけで片付けていいのかと思うけど、あーあーもう仕事の人間関係とか一旦リセットしたい
 そんな感じで何か胸に引っ掛かりを感じててすいませんすいませんな気持ち一杯でいたら、神様はいるのかもしれないというタイミングできちんと自分に罰が下りましたよー
 やっぱそうなるんだよねとちょっとした因果応報ってやつですか、わざとじゃないにしても失敗をして社員に迷惑をかけて嫌な思いをさせているのだから自分も同じように嫌な思いをするべきってなことで長らく一生会話も話も存在を認識もしたくもない親にしなくてもいい心配をさせたりと色々とあって迷惑かけて加害者なのに被害者面をしているうざいうざい兄から金を貸してくれとの電話

 素直にわかりましたよとお金を必ず返してくれるってことだからお金を渡した、実家の方で、母と寿司を食べに行ったりお気に入りのパン屋に行ったりして色々と母とも兄について考えることがあって、まぁ仕方がないねとお互い思ったり考えたりしながらこっちに帰ってきた、帰ってきたらきたで話をしていた金額プラスなんか滞納していた数千円を要求されるわで、マジで消えてくれないかなと思いつつ、その分も渡してしまったので本当はしまむらに行く用事があったのに、お金が無くなったのでいけなくなったりで、うざいうざいうざい、嫌な蛇がザラザラと頭を駆け巡るような不快感を実感しながら部屋に戻りました
 バイトでのポカをこれで相殺できるのか、まぁさすがにできないよね

 あー辛い、辛いんだけどしょうがない、自分の今までの選択肢があっての今日だし
気分を切り替えて色々と自分ではどうしようもない不可抗力なこともあるけれど、これもひっくるめての人生ですし明日はこの怒りをぶつけるようにステーキを食べまくってやるんだぜ、でもやっぱ本を読んどいてよかった、こういうときの良い心の相談相手になってくれるので少し気分が違う気がする

 来週はパラパラっと仕事があったりするんだけどバイトの方で、あの時やっぱり箱に入れちゃいけなかったんですよオーラを感じたりするんだろうなと思う
 腹を括って甘んじて受けるしかないですよねー
 はぁー本当にすいません、ごめんなさいです

 今年はあと50日ちょっと、色々あった気がするけど、具体的には思い出せない、それはそれで良かったんだと思う
 今朝、母がちょっと待ってー!!と外でごみ回収車を追いかけていたっぽい声を聞いて、ちょっとほっこりしたのは覚えてる