結局雪はそんなに降らなかった
滅茶苦茶寒かったけど
寒空のあの曇りの鉛色の空もなんか見てて楽しかった
体はそれほど疲れてないけど
精神というか心が疲れてしまった
虚無感と空虚感の入り混じったような感覚
土日のバイトは
相変わらず一緒に仕事をする人は
全員良い人ばかりだった
一瞬たりとも不快感もなく終わった
みんなちゃんとしている人だったし
喜怒哀楽をちゃんと表現してて
くだらない冗談にも反応してくれて
よく笑ってくれるし
もうなんだろうか
自尊心皆無マイナスな自分からすると
罪悪感が半端なくて
申し訳ない気持ちいっぱいになった
なんでそんな気持ちになるのか分からない
男性器にアダムと書いてあった
別の看護師が見に行ったら
アダムじゃなくて
アムステルダムと書いてあったとか
そういうレベルの話をしても
盛り上がるし
よく笑うし
気持ちよく仕事ができた
だからこそ恥ずかしくって本当に死にたくなった
大人の良い人たちは本当にすごいわ
仕事は思ったよりも楽だった
感覚でいうと箸をツンツンしているだけ
もっと大変なイメージがあったけど
全然そうじゃなかった
クマがモジャモジャで毛並みが痛そうだけど
実際触ってみたらファーファだったくらいの感じ
来週はもう少し違うポジションの仕事だけど
やる内容はほとんど同じだし
そんなに不安や怖さはないかなー
良い人だらけなのは良い事なんだけどさ
その分たっぷりと申し訳なさと
存在してすいません感が半端ない
沸々とごめんんんんなさああああああああいが止まらない
一番ちゃんとできたことは
遅刻をしなかったってことだけ
遅刻をせずに
仕事場にたどり着けた
それだけは自分偉い
自分って凄いって褒めてあげたい
ああああああああ消えてしまいたい
帰りはボンジュールのパン屋さんで
メープルメロンパンとカレーパンを
土日2日間連続で買って食べた
やっぱりうまし
特にメープルの中が美味い
そのままメープルに住みたいくらいうまかった
そういう瞬間だけは死にたいとか思わない
別の意味で死ぬほど旨いって思う
でもそれが終わると
仕事終わりの憔悴感と申し訳なさとで
ぺしゃんこになって
消えてしまいたいと思うし
高い所から下を眺めて
沈み込みながら
そっと落ちてしまいたい気持ちになる
体が疲労感でつりまくるし
心は虚無感で穴がポコポコ空いて
口からは真っ黒いタールの液体を
絶えず吐き出しているような気分になる
夜寝るときには
首を切られている鬼のような気持になって眠りに入る
そんで今日はバレンタインデー
どらやきをもらったり
チョコをもらったけど
何かお返しした方が良いでしょうか
って聞いたら
ちょっと聞いてみますと言ってたけど
大丈夫ですって言われるんだろうな
いやいやそういうことを聞いたんじゃなくて
なんか形式として
一応そういうこと聞かないといけないんじゃないか
ってレベルで聞いただけで
本当にお返しをしなくちゃって気持ちはないんです
ああああでも
なんか本当にお返しをしなくちゃいけないのか
なんかもう疲れる
なんだかもらったら貰ったで
お返しを用意したり買いに行くのがしんどい
確定申告の用紙をコンビニで
プリントするべく
データを送信した
コンビニのカニカマが美味い
ある日カニを食べたときに
カニカマによく似た味ですねって思うんだろうなー
ごま豆乳鍋を作って食べた
また明日が来るのかと思うと
毎日がエブリデイっていう言葉を思い出す
