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グラデーションブルー

 仕事の都合上よく明け方に家を出ることがあるんだけど、そのとき空一面が真っ暗で下の方から段々と青くなっている系の寒色がなんとも言えない美しさでテンションが高揚する、好きな度合いでいえばUQっぱのCMの次ぐらい生まれてきてよかったと思えるほど綺麗、2月の寒さも相まって近所が真っ暗で人がいなくて静寂の音が聞こえる雰囲気もなお良い、駅にたどり着くころになると人が増えていてこんなに人っていたんだと驚くほど多くいたりして、みんな寡黙で表情が一緒な雰囲気も全部セットで最高に気分が良い。待合室で電車を待っているとき、何か色々と考えていた、3日で2万4千円もらえた仕事を募集していたけど立ちっぱなしなのが嫌だったのと家から通うのも近いけど何か疲れる気がしたんで応募しなかったのは、はてさてよかったのかなとか考えていた、2万弱あったら何に使うんだろう、魚の刺身とか買うのかな、そろそろしまむらにも行ってみたいけど映画を見るぐらいしか思いつかない、家賃が全くない環境にいると自分の生活のありがたみが身に染みてよくわかる、しかも実家じゃないところがまた恵まれてる感があるけどそれと同時にきちんと就職していたらどんな人生をたどっていたのかとか考えたりする、普通に給料をもらっていたら今頃貯金はいくらになっていただろうか、結婚とかしていたのかなぁ、まぁもしかしたら就職していたら借金とかして何だかんだで大変な目にあっていたかもしれないってわざと悪い方に考えて今の自分の現実を肯定するってことで心を落ち着かせながらぼんやりしていたら駅を乗り過ごしていた。

 仕事が終わったら挨拶もそこそこにさっさと帰るのが自分の中で普通になってしまった、普通は終わった後なんかみんなでガヤガヤとしてグダグダしながらダラダラと帰路に就くんだろうけど、俺の居場所はここじゃないし、この仕事場は場違い自分がいるべき場所じゃないような気がするって生意気にもただそう思ったらサクサクっとあと腐れなく帰れるようになった、仕事といってもそんなたいそうなものじゃなくてただの日雇いのスーツなバイトなんだけどね。

 本来であれば土曜日に実家に帰る予定だったけど仕事の書類が来ないので後ろ髪を引かれる感じで自宅に戻ってきた、生姜焼きを食べたくなったので肉と生姜をビニール袋に入れて付け置きして明日炒めて食べようかと思う、にしても自分の生活はいつも明日何を食べようとか何をしようとかそんなことばかり、ゲームをしてご飯を食べて寝るルーティーンだ、まぁ両足が地面についていればそれだけでいいんだって誰かが言っていたからそれを参考に自己肯定して真っ暗な部屋の中で静かに眠りにつくことにしよう。

 あ~もぉ働くのが面倒くさいwww仕事が楽しくないしなんか人間関係も色々と飽きてきた、他に何か探そうかなって思うのは実家のお金がもうそろそろなくなるからピンチってのもあってね、貯金を切り崩していたのがもうあと半年くらいで底をつくから僕が実家を支えなくっちゃいけないって思うから、まぁ成長するいいきっかけかもね~なんて思っていたけど、さてどうしたものやら、宝くじ当たらないかな、自分一人だけだったら何とか月に10万くらいでなんとかなるやって思っていたけど全然勘違いでした、そんな自分の犠牲のもとに実家にしわ寄せていたなんてね、そのことに学生の時に気が付いていればなんでもいいから就職してちゃんとしてたのにな~前頭葉が未発達だったのかな、冷凍食品で買った今川焼のチョコレートが結構うまかった、今日はそんな感じ