手羽先とさつまいもと長ネギとお赤飯とお雑煮とお餅を食べた
母の誕生日だったので
オールドファッションとハッピーターンの芋味をプレゼントした
新品の水色のコンバースをはいて仕事に行った
ああ素晴らしき哉人生って映画じゃないけど
如何に今の自分の人生が素晴らしいかを考えていた
もし仮に結婚して子供なんていたらどうなっていただろうか
今と違ってお金に追われて妻と子供に囲まれた生活で困窮していたんだろうなー
一生お金をどぶに捨てるか如く教育費に稼いだお金が消えていき
休みの日が家族サービスで消化され、妻からは煙たがれ
などなどと色んな意味できっと大変な目になっていただろうなー
っていうダメな方ダメな方を想像していた
良いこともあったかもしれないんだろうけどさ
やっぱり気持ちや心が徐々に削がれていって抜け殻のように朽ちていたと思う
今よりももっと早めにしんなりと
心と気持ちと感情が追い付かなくて
本音と建前がかけ離れてどうしようもない気持ちで押しつぶされていたんだろうな
って思ったら
今みたいな好きな時に好きなことができる自由な生活を送り
毎月仕送りだけをしているだけの方が如何に幸せなのか
よくわかった気がする
というか無理やり納得させている
酸っぱいブドウ理論で
正社員になって結婚して子供がいてっていう生活の方が
絶対に大変だったと思うって思うようにすることで
今の生活を正当化して
ああ良かった良かったと思い込みたいんだろうなー
っていう精神状態
ミスドでトングが無くて口頭でドーナッツを注文したんだけど
あの時のレジの店員のうろついた目がなんか引っかかる
悪いことしたかなー
だってトングが無かったしさー
もう一人の店員は忙しく補充しまくってたしさー
その人には声かけずらかったしさー
別のお客さんはそのもう一人の店員さんを呼びつけて
トングがないって伝えてたけど
もういいや考えてもしょうがない
いやーーーやっぱり今のこの生活は自分に合っている気がするよ
結婚とか大変
彼女とか作って付き合うのも色々大変そうだし
大変なのはやっぱり大変だから大変やりたくないしなー
